①
平 とは、木材の部分名称の一つで、
木材の幅の部分のこと
たとえば、120mm*50mm*3mの木材の場合
の細長い木材の場合
120mm*50mmが、通常
小口になり 50mm*3mの部分が、傍(そば)
それに対して、120mm*3mの部分は
平 (ひら)という
平柾(ひらまさ)というと
120mm*3mの部分が、
柾目(まさめ)の木どりの木材となる
上の2つの写真の指差している部分が、木材の
平 の部分。
参考)関連記事
傍とは?(そば)
②
平 とは、建物のむき方向を表す言葉で、
妻 に対する方向をいう。
建物の向きには、大きく分けると平側と妻側があり
その平側を単に
平 と呼ぶ
場合により、平面あるいは、妻面などとも呼ぶことがある。
木造の建物の向きには、平側と、妻側がある
平側から入る入り口の付け方を
平入りといい、妻側から入る入り方を、妻入りという
切妻の場合の
大屋根は、
建物の
棟の木から、
棰を、おろしていくが、その棰が降りた方を
平 といい(あるいは、平側)その側から入る入り方を平入りという
したがって、平入りの場合は、正面が、入り口の場合は、棰の小口あるいは、
鼻隠し が、正面から見える建物となる
上の写真の指さしているほうが、平側です。
画像付き
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