土塀とは、築地塀のこと 単に築地ともいう。築地垣ともいう。
上の写真は、
東寺観智院の
土塀(築地塀)
この塀の向こうに見えるのが、国宝の
観智院客殿
です。
築地塀の中には、
須柱や、
定規筋のあるものもある。
写真のように、
切妻側の
小口には、
貝形という木の形がつくものもある
また、土塀(築地塀)は、丸々土でできているものと、
竹小舞を編んで中が、空洞のものとがある。
東寺慶賀門の南から、東大門(不開門)までは、中まで、丸々土が、ぎっしり詰まっているが、東大門から南は、
竹小舞を編んで、土をつけた築地塀である。
丸々土が入った築地塀の内部は、年代によりさまざまな工事がされているが、もともとは、型枠を造り20センチぐらいづつしっかり固めて徐々に何年もかけて施工されたと思われる。
土は、山土で砂利交じりで、サラサラでなく適度に乾いたものが、よいとされてい入る。
中に、にがりを入れて固められる。スサなどを入れることもあるが、これは、特殊な場合で、仕方のないときに、使用したのであろう。
型枠の継ぎ手の土は、もろくなっている。
また、修繕の場合は、両側だけしっかりした土で固めて、内部にさくい土をいれたものもある。この場合は、傷みやすいが、早く工事が終わったと思われる。
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上の写真も、
土塀 この場合
土塀の中に筋状に瓦が入れられて、塀の汚れが少しでもましに、なるようになっている
ど塀 土べい ついじべい 画像付き
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