大工道具の種類の一つ
墨出しや、墨掛けをするときに、使用する道具
上の写真が、墨壺
糸車あるいは、糸巻き車とよばれる 左の丸い車輪のような部分に、墨糸が、巻かれその墨糸が、墨壺の木の中から墨汁をしみこませた墨綿がはいった墨池に入り 向こう側に穴(糸口)があいていてその穴を通り、軽子にくくられている
また、
墨糸が出ている墨壺の穴を、壺口あるいは、糸口と呼んでいるが、 この穴は、墨糸が出入りするため木が磨り減らないように、すぐち と よばれる
真鍮製のリングをはめる
軽子(かるこ)は、針のようにとがった部分があり、その針を木に突き刺して、糸を引っ張り糸をはじくなどして、墨だしするときに、しようする
上の墨壺は、どちらも、大工さんのもの丸い形のほかに、四角いものもある
また、
下の写真のように樹脂製の墨壺なども市販されている
大工道具の三種の神器の一つ
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大工の三種の神器とは?(だいくのさんしゅのじんぎ)
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