湊紙 とは、
和室の壁が傷まないように壁の下のほうにはる紙
粗くて、しっかりしている紙
一般的には、高さ1尺2寸(365mm)*幅3尺2寸(975mm)の紙
高さ1尺3寸5分*幅1尺8寸5分ぐらいや2尺1寸(635mm)*3尺1寸(940mm)ぐらいの紙などがある。
和室の腰貼り(張り)用の紙
上の写真は、
湊紙の見本
港紙とも書く場合もあるが、場所の湊村から由来しているため
湊紙のほうが、正しい
高さと幅は、丈と巾とも書き表す
色は、白もあるが、ブルーっぽいグレー・濃い緑色・濃い紺色・黒・なすびの色などが、一般的に使用される。
主に、
和室の土壁は、どうしても、
幅木がないため掃除機などで、壁を傷めることもある
土壁の保護のためにすることが多い
上の写真が、みなとがみを貼ったところで、
指差しているのが、湊紙
腰張りともいう。
基本的に、張替は出来ない(土壁がめくれる)ので、
上から貼ることになるが、最初から高くしておくと
仕方なく2段になってしまうので、
最初は、低い方がいいです。
港紙みなと紙ミナトガミminatogami 画像付き
■
京都 京町家改修用語集 用語、専門語の解説、説明
(古民家 京町家再生 木造建築伝統工法 社寺仏閣 和室造作用語集)
杉板くん☆の日記 (杉板君 杉板クン すぎいたくん スギイタクン)
木造住宅と京町家 by 京都 アラキ工務店 PR