①
仕口 とは、木材の(
継手 )の刻み加工部分の断面形状あるいは、その加工部分、または、その加工そのものをいう。
木造の梁柱等構造材の接合部分あるいは、組手、差し口などもこれに含まれる。
大きく分ける場合は、切組継ぎ、渡し掛け仕口、組み立て仕口などと、グループ分けされることもある。
また、長押や、廻りの留め加工の部分も、仕口と言われ、留め仕口という。
さらに、指物(指し物)の加工部分も、
仕口と言われ指物仕口という。
継手には、下記のような種類がある。 ↓
木造の構造材の加工仕口または、用語としては、下記などがあります。
相欠継ぎ(あいがきつぎ)
追掛大栓継ぎ(おっかけだいせんつぎ)
抱え仕込み(かかえしこみ)
隠し包み鳩尾継ぎ(かくしつつみきゅうびつぎ)
陰入蟻落とし(かげいれありおとし)
金輪継ぎ(かなわつぎ)
腰掛蟻継ぎ(こしかけありつぎ)
腰掛鎌継ぎ(こしかけかまつぎ)
込栓(こみせん)
竿引き独鈷(さおひきどっこ)
車知栓(しゃちせん)
女木(めぎ)
②方向の違う部材と部材の接合部分のことをいう。
参考)
継手とは?
①は、京都の工務店や、大工さんのよく使用している意味あるいは、本などにのっている意味です。
②は、ウェブ辞書に多くのっている意味である。
シグチ仕口siguti
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