網代 とは、杉柾、さわら、ねずこ、竹皮、
杉皮、桧皮などのへぎ材(
ヘギ板 )を編んだもので、名前は魚の漁法から由来する
また、
あや組、市松組、石畳組 亀甲組また、その変形などで、変り組 松笠 斜市松 八目 市松変り組 花模様 縁つき市松 篭組などの模様の種類があり その模様の総称でもある。
写真は一番ポピュラーな薄い杉
柾目の矢羽根模様(やばねもよう)
矢羽根は、読んで、字のように、矢のはねの形を図案化したもの
そのような
網代 の模様で、組み込んだものを、組み方を網代組(あいろぐみ)という
弊社では、よく天井に、使用する
現場サイドでは、一からあじろを、組むのは、大変なので、3*6版のベニヤ板に、はった物がよく売られている それを、天井などに張るのだが、途中で、継ぐとへぎ(
ヘギ板 )の色が、変わるので、あわせるのに苦労する できれば、竹か、さおで、押さえて逃げたいものです。天井には、一般的に、
天井に張ったら、網代天井(あじろてんじょう)というし、
垣にすると、網代垣(あじろがき、沼津垣)という。
あじろ組をもちいた戸を、網代戸(あじろど)という。
上の写真は、葦の亀甲組の
網代
下の写真は、網代戸の表と裏
表
裏
古い戸なので、厚みが、厚く豪華に見えます
また、周囲が、めくれないように 裏から押えてあります
あじろど あじろ戸 画像入り
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