忍者ブログ

京都京町家改修京町屋古民家再生木造建築伝統工法社寺仏閣和室造作 修理修繕補修 木造建築用語集 byアラキ工務店

[PR]

×

[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。

東寺五重塔とは?(とうじごじゅうのとう)




東寺五重塔 (教王護国寺五重塔)とは、
東寺に建つ塔で、日本で最も高い五重塔である。東寺の塔とも呼ばれています。
高さ55m(54.84m 190尺)本瓦葺で、純和様3間*3間の五重塔である。
創建は、826年(天長3年)だが、今の建物は、
1644年 徳川家光の寄進により再建された江戸時代のたてものである。


4度焼亡されたが、地震で倒壊した記録はなくなんども再建された。 

今は、消防詮設備や、避雷針も設置されている。
東側の鉄柱が消火栓設備で、消防車が届かない四階五階に水膜をつくることができる。
目立たないが、鳥よけのネットもついている。

1階に急な階段があり、弘法大師(空海)も壁に描かれている。
1階の天井は、折上小組格天井で、心柱があり、その周囲に4本の四天柱が、建てられている。
側柱はまっすぐだが、四天柱は、少し内側に傾いている。

1階の床は、木の板である。
そのほかの階に欄干は、あるもののちゃんとした床・天井があるのは、1階だけだそうだ。

扉の裏の彩色などは、醍醐寺五重塔と比べるとかなり色落ちしている。
これは、東寺五重塔 は、かなり公開していたためだと思われている。
屋根は本瓦葺で五重になっていててっぺんには、相輪 がある 。

心柱は、3本を継ぎ合せて建てられているが、
周辺の柱は、もっと多い部材が使用され、軸方向でなく繊維の方向にも、積み重なっている。
そのため周辺の部材の乾燥による収縮と心柱の乾燥収縮が合わず、
建てられて約50年後に心柱の足元を1尺5寸ほど切り縮めされているので、
須弥壇のしたに心柱が、くいこみ 須弥壇下に鮮やかな蓮の葉が残っている。

内部の柱は漆が塗られその上に
竜の絵やボタンん・蓮の絵などが、えがかれ、
外部にも丹塗や緑青のあともある。
再建当初は、とてもカラフルだったとおもわれる。
剥落止めに、昭和28年ごろの補修では、
樹脂が使われたが、今は、膠が使われている。



上の写真は、 国宝 東寺五重塔東寺) 東側から写真を撮る。





京都にある五重塔は、
国宝

東寺五重塔 (とうじごじゅうのとう)(東寺
醍醐寺五重塔(だいごじごじゅうのとう)
海住山寺五重塔(かいじゅうせんじごじゅうのとう)

重要文化財

法観寺五重塔(ほうかんじごじゅうのとう)(八坂と塔)
仁和寺五重塔(にんなじごじゅうのとう)(仁和寺

です。




教王護国寺五重塔kyouougokokujigojyuunotouキョウオウゴコクジゴジュウノトウ
トウジゴジュウノトウtoujigojyuunotou
京都 京町家改修用語集 用語、専門語の解説、説明
(古民家 京町家再生 木造建築伝統工法 社寺仏閣 和室造作 修理修繕補修改修 一般木造用語集)

杉板くん☆の日記 (杉板君 杉板クン すぎいたくん スギイタクン)
木造住宅と京町家 by 京都 アラキ工務店
PR

yahoo検索

  • ウェブ全体を検索
  • 用語集内を検索

アイコン

管理者用 リンク

父の本


人気ページ(30日)


ブログパーツ

ランキング

少しお役にたちましたら、
クリックしていただけると
幸いです。
↓↓↓
にほんブログ村 住まいブログ 住まいの豆知識へ

その他

文章・画像・写真等の著作権は
管理者 に帰属します。
無断でデータをダウンロードして、商用に利用することは禁止します
また、改造、転写・複写、再配布も、しないでください。


アクセス カウンター 
きのう

 アクセスランキング

忍者ブログ

[PR]

TemplateDesign by KARMA