松花堂(しょうかどう)は、
松花堂昭乗の晩年(56歳から58歳で、亡くなるまで)住んだといわれる独創的な
茶室。
男山にあったものを、
八幡
松花堂庭園美術館に移築されました。
建物の大きさは、およそ方丈(3m角)で、かやぶき
2畳と床、土間があり、土間の仕上げは、敷瓦で、
土間には、2口のオクドサンがあります。
オクドサンには、瓦が、ところどころ埋めてあります。
2畳の天井は、網代折り上げで、クジャクの模様の絵が、あります。(新しいようです。)
半間の床は、少し高めの
蹴込み床で、その脇には、上は、ふすまの引違が、2ケあり下は、
丸炉が、ついている 棚まで、ついている。
持仏堂まであり、
茶は、お客さん 自分、仏さんと、出せて、飲むことができる。
ほんとに好きだったのだろう。
古図には、露地や、待合、雪隠などが描かれ茶室の要素が、そろっています。
ほかに、
松花堂庭園美術館には、
梅隠、松隠、竹隠の
茶室があります。
炉
ショウカドウsyoukadou
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京都 京町家改修用語集 用語、専門語の解説、説明
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