背割れとは？（せわれ 写真入）

杉板くんの京町家改修用語集
　

背割れとは、木材に入れられた切込みで、
あらかじめ切り込みを入れることで、
好きなところで、割れるのを防ぎ木材の表面を綺麗に見せたり、後々暴れるのを防ぐために入れられる

心持ち材の場合で、柱に使用する場合に、背割れをいれることがある。

背割りとも呼ばれる

背割れのいれる場所は、
心持ち材の樹が、生きていて、たっていたときに、
北側の年輪の細かいほうが、「背（せ）」といわれ、
その部分に割れをいれるので、背割れといわれる
心持ち材は、 背 のほうが、そりやすく、そりやすいほうに入れる

心持ちでなくても、入れる場合もある

梁材などに、使用する場合は、基本的には入れない

杉板くんの京町家改修用語集
　

写真の指さしているところの木材の切り込み部分を背割れという




画像入り
背われ　背わり　背割り　せわり
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