①
露地 とは、茶庭のこと。
一般的には、待合の出口(露地口)から
茶室までの庭のことをいう。
山寺の道の寂しさ(
千利休)にたとえられるように、
露地 は、露の 地と書くように、木漏れ陽のさす人里はなれた山の中の道のような地面に、露のつくような庭(あるいは、路 みち)をいう。
茶室に入る前に、喧騒から離れ詫びた
茶室に客人を招きいれるための庭をいう。
そのため、客人を招き入れる前に、亭主は、1枚1枚の葉を拭き清めるという。
表千家 裏千家 武者小路家 露地が、有名。
露地には、腰掛 飛石
蹲踞 中門 畳石 ちり穴 などがあり、
中門から中を内露地 外を外露地という。
中門のない場合を、一重露地という。
茶室がなくても 上記のような雰囲気を持っている詫びた庭も
露地という場合もある。
もともとは、路地と書いていたという。
国語辞典では、路地と書かれているものもある。
また、木漏れ陽のさすような剪定の仕方を、露地透かしという。
②
屋根のない小さな土地のこと
(露地栽培などと使用される。)
ロジroji
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