「
もた
」とは「してしまった （失敗したというニュアンスがはいる）」のこと。
「
しもた
」と同義語
もた もたがな もうた てもうた てもうた もうた もて などと変化することもある
また、「し」をつけて
しもた しもたがな しもうた してもうた てもうた しもうた しもて などと変化することもある
使用例）
標準語
「この 変な おもちゃ 崩れやすいね もう壊れてしまったね」
↓↓↓
京ことば
「この
けったいな
おもちゃ
ほろこい
なー もう壊れて
もた
わ」
使用例２）
標準語
「あ しまった！ しまったね！ 丸鋸で、ゆび切ってしまいました。」br />
↓↓↓
京ことば
「あ
しもた
！
しもた
がな！ 丸鋸で、ゆび切って
もた
」br />
使用例３）
標準語
「困ったものだ、また、お尻が かゆくなってきてしまった。」
↓↓↓
京ことば
「
かなんな また
おいどが かゆくなってきて
もた
」
使用例4）
標準語
「炭酸の 気（き） が抜ける ので 早く 飲んだ方が いいですよ」
「そんなこと ないです よ」「大丈夫です。」
「・・・」
「あ もうぬけてしまいました」
↓↓↓
京ことば
「炭酸の
けえ ぬける
さかい はよう 飲んだほうが ええで。」
「そんなこと
あらへん
え」
「
どうもおへん
」
「・・・」
「あ もう
けえ ぬけて
もた
。」
使用例5）
標準語
「いやですね よく 毛 が 抜けるんですよ。 シャンプー替えた から でしょうか」
「そんなことないです。 どうもないです よ」
「また 毛が ぬけて しまいました」
↓↓↓
京ことば
「いややわ よー
けえ ぬけるわ。 シャンプー替えた
さかい やろか」
「そんなこと
あらへん
。
どうもおへん
え」
「また
けえ ぬけて
もた
。」
使用頻度は 多いとおもう
変換京都弁 motaモタ
■
京都 京町家改修用語集 用語、専門語の解説、説明
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