倹飩とは、上下、あるいは、左右に溝があり、板などをはめ込むことをいう
(国語辞典などによると、左右の溝に入れることも、
けんどんと呼ぶと書かれているものもある)
一般的には、
倹飩(けんどん)が、上下の溝にはめ込むことをいい、
いってこい あるいは、さしおくり、やりおくりが、左右の溝にはめ込むことに、言う場合が、多い
上のイラスト写真が、
けんどんの仕組み(しくみ)で、
普通の場合上の溝が、15mmぐらい。下の溝が、3mmぐらいである。
うどん・そばの出前のときに、使用する箱のことを、倹飩箱(岡持ち)ともいうが、この蓋の開閉方法をけんどん方式で、同じ方法で、されている。
また、
欄間などのはめ込みもこの方法で、ほとんどが、はめ込まれているため、古い家の玄関の
欄間などは、単に、はめられているだけのものも、多い
欄間の場合は、引き戸の
敷居 、
鴨居への入れ込みとほぼ同じような溝で、溝の巾が、丸入れできるように
欄間の厚みと同じだけの厚みを上下に溝を付き それを はめ込む
参考)
弊社の勝手口横の点検口の倹飩蓋(けんどんぶた)は、下の写真です。
下の写真が、はまっているところ
次の写真が、蓋を開けたところ
その次の写真が、上の溝に上だけはめ込んだところ
ケンドン蓋ケンドン式ケンドン方式
けんどん蓋けんどん式けんどん方式
倹飩蓋けんどんぶた倹飩式けんどんしき倹飩方式けんどんほうしき
画像付き
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