花月楼とは、神田明神境内に如心斎(じょしんさい)の門弟であった江戸千家川上不白(ふはく)が、1758年に作った
茶室。
山口県萩市の松陰神社に毛利重就(しげたか)のために、不白の設計図をもとに、安永5年(1776)に建てられたという花月楼がある。昭和34年(1959)に現在地に移築されたもの。
江戸中期ごろから茶道を広めるためにできた茶室の形式で、
いろいろな行事である七事式を行うことを考慮した形式である。
花月形式の茶室の元祖だが4帖の上段の間がつき、上段の間に1間の
床の間が、真ん中にありその左に半間の地袋右に半間の棚。上段の間の入り側方向に、付書院がつく。
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京都 京町家改修用語集 用語、専門語の解説、説明
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