鶴亀の庭 とは、南禅寺の参道の南側にある南禅寺塔頭の金地院の
小堀遠州 作の庭をいう。
1627年寛永4年 崇伝の依頼により小堀政一(
小堀遠州 )の設計で作庭された庭です。
この時、一緒に、方丈、
茶室(金地院八窓席)、東照宮(重要文化財)などと一緒に工事されまた。
庭の記録を残した崇伝の日記 『本光国師日記』によれば、
遠州が、設計し作庭したのが、はっきりわかる庭である。
寛永5年(1628年)までには完成していた。
この時、日記で、崇伝が、とても満足されていたのがわかる。
この庭は、方丈の前面の枯山水を主とした庭園で、
鶴亀の庭と呼ばれるのは、鶴は、千年生きる亀は万年生きるといわれ、神仙島として、鶴島と亀島があり、
鶴島と亀島の間には、三尊石がありその手前に礼拝石がある。
が、これは、浄土信仰の表れであるという。
また、家康と崇伝とは、深い関係にあり、
方丈から眺めると庭園の背景の樹木は、丸く刈られて
その向うに、家康の祀った東照宮がある。
家康の冥福を祈る意味を庭園の背景とされていると、言われている。
鶴亀の庭園ともいう。(特別名勝)
ツルカメノニワturukamenoniwa
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京都 京町家改修用語集 用語、専門語の解説、説明
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