①
塔とは、高くそびえたつ建物あるいは、工作物をいう。
②
塔とは、供養などのため、宗教的シンボルとして建てられた高層の建築物をいう。
醍醐寺五重塔(だいごじごじゅうのとう)などに代表される建物のことで、
仏教の布教とともに、インドから、中国をへて、日本に伝えられてきたときに、
インドの椀を伏せたもの(ストゥーパ)から、
次第に木造の高くそびえるようになった。
本来は、仏陀(お釈迦様、聖者)のお墓である。
一般的には、
相輪
があり、屋根が何重かになっている。
また、各階に床はなく
欄干を有するものが多い。
国宝の 建築に、指定されているものも多数ある。
例えば、
京都では、
東寺五重塔(とうじごじゅうのとう)
醍醐寺五重塔(だいごじごじゅうのとう)
海住山寺五重塔(かいじゅうせんじごじゅうのとう)
浄瑠璃寺三重塔(じょうるりじさんじゅうのとう)
(九体寺三重塔くたいじさんじゅうのとう)
そのほか
他府県では、
羽黒山五重塔(はぐろさんごじゅうのとう) 山形県
大法寺三重塔(だいほうじさんじゅうのとう) 長野県
安楽寺八角三重塔(あんらくじはっかくさんじゅうのとう) 長野県
西明寺三重塔(さいみょうじさんじゅうのとう) 滋賀県
法隆寺五重塔(ほうりゅうじごじゅうのとう) 奈良県
などがある。
下の本の表紙は、醍醐寺五重塔(だいごじごじゅうのとう) 京都府です。
下の本の表紙は、興福寺五重塔(こうふくじごじゅうのとう) 奈良県です。
とうtouトウ
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京都 京町家改修用語集 用語、専門語の解説、説明
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