水勾配とは、水が流れる勾配のことで、
屋外の場合は、雨水が、流れるように、水たまりがないよう勾配をとることで、
水勾配15/1000などと矢印と一緒に、図面などに、記載される。
この場合、1000mmで、15mm矢印の方向に下がることを意味する
普通の
スロープの場合矢印の方向に、上がっていくが、水勾配の場合は、
屋根の矢印と同じで、矢印の方向に、水が流れる。
シート防水・
モルタルや、タイル・コンクリートの
土間 仕上げのばあいに、図面に記載されることが多い
通常は、水勾配15/1000以上ほしいが、特に、表面が、ざらざらしているものや、厚みが厚いものなどは、できれば、水勾配30/1000ぐらいとり、確実に水がたまらないようにしたいところ。
表面が、ざらざらしているものは、水が流れにくくたまりやすく、また、仕上げ材の厚みが厚いと乾燥等による厚みむらも発生しやすくなるため水がたまりクレームになる危険もある
防水メーカーさんの仕様では、
水勾配20/1000以上と、書かれているところも多い
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京都 京町家改修用語集 用語、専門語の解説、説明
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