何有荘とは、南禅寺に建てられた別荘群の中の一つ。
別荘群の中では、南東に位置する。
日本庭園は、明治28年(1895)植冶(
小川治兵衛(七代目))作庭
疎水の水を庭に引き入れている。
敷地は、
6000坪(5000坪ともいわれる)の築山林泉回遊式庭園で、
落差のある滝が、音を立てている。
当初『和楽園』と称されていましたが、
、寶酒造の大宮庫吉氏が譲り受けたときに、
『何か有る様で何も無い。何も無いようで何かある。』
と言う意味の禅の言葉から何有荘と命名されました。
また、明治天皇も利用した『龍吟亭』とよばれる窓の大きな明るく伝統的な茶室と、
洞窟の露地(防空壕の代わり)から入り 山の上に立つ京都が見渡せる茶室や、
土間 にタイルを一部貼り付けたの茶室なども有名。
ヘレンケラーや近衛文麿公など、たくさんの著名人の交流の場となった
☆平成26年(2014)に、何有荘洋館が、京都工芸繊維大学に移築される予定。
洋館は、日本に映画を伝えた稲畑勝太郎氏の元邸宅で、
武田五一が設計1916年に完成
(2013年7月13日京都新聞朝刊より)
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