紅柄塗り
とは、
京町家 の内外部の塗装の一つ
ベンガラとカタカナで、書く場合も多い
弁柄塗りとも書く
ベンガラは、酸化第二鉄といわれている
赤い粉末が、通常は、紙袋に入って売られている
黒から赤の色の塗装
実際には、弁柄は、赤、朱色だが、
真っ赤にぬると通常は怒られる
実際には、弁ガラと玉墨と水を適量 混ぜて、
ウエスなどで、絞ったものを、ぬるが、また、そのままでは、手に付くので、
上から何回も、油でひいて、仕上げる
なるべく少ない油で、ひく
油でひいたら 色は、赤くても黒くなるので、
実際に心配なら一度サンプルを作るほうが良いだろう
また、注意するのは、日によって、色は異なるので、
その日に続きで、一面ぬらないと、色が変わる
また、微妙な色を、要求されても、無理な塗装である
また、塗料屋さんではなく
左官材料屋さんなどのほうが、
手に入りやすく 販売されている場合が、多い
上の写真は、
左が、墨1:弁柄5 真ん中が、墨1:弁柄3
半分油ぶきしたもので、一枚の左半分だけ油ぶきしたもの
一番右は、わびすけB色
これは、べん柄ではなく(株)東亜装研さんの無機顔料です
弁柄のわびすけB色に近い色をつくってみました
何回作っても同じ色はできないし
次の日になれば、色はかわるので、
微妙な色は、作れないです
画像付き弁柄 べんがら 弁がら ベン柄 紅がら 紅柄 べに柄 ベンガラべん柄
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京都 京町家改修用語集 用語、専門語の解説、説明
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