JAS規格とは、日本農林規格(Japanese Agricultural Standard)のこと。
JAS規格品目の中には、即席めんなどの食品も含まれるが、
建築材料で、JASと関係があるのは、品位、成分、性能その他の品質についての
JAS規格制定品目のなかに含まれるもので、木質建材(素材、製材、集製材、枠組壁工法構造用製材、枠組み壁工法構造用縦継ぎ材、単板積層材、構造用パネル、合板、
フローリング)に当る。
JAS規格の制定は、農林水産大臣が、「農林物資規格調査会(JAS調査会)」(消費者代表、生産者代表、学識経験者で、構成)の議決をへて、
JAS規格を定める
具体的な製品が、これに合致しているかを登録格付け機関等(国内では、財団法人 日本合板検査会、一般社団法人 全国木材検査・研究協会 社団法人 北海道林産物検査会ほか、登録外国認定機関もあります)が、
JAS規格による格付けを行います。
JAS認定工場制度等により、承認工場と認定工場があり
JASマークは、製品一つ一つに、刻印されているが、
承認工場は、農林水産大臣の承認を受けた工場で、JAS格付け業務のうち、サンプリングとJISマークの刻印を行うことができる工場をいい。
認定工場は、承認工場のうち農林水産大臣から認定を受けた工場で、 サンプリング検査前に、JASマークを刻印できる工場をいう。
認定工場は、工場の従業員が、格付け業務を、登録機関の正規検査員のかわりに行うが、定期的に登録機関の正規検査員が、正しく品質管理しているかどうかを、チェックされる。
主な認定品目としては、
普通合板
コンクリート型枠用合板
構造用合板
天然目化粧合板
フローリング
集製材
などがある
jyasukikaku ジャスキカク
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京都 京町家改修用語集 用語、専門語の解説、説明
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